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しんいちが行く!

日本に、自由と繁栄の未来を! 幸福実現党・武田慎一が、日本の国防・経済政策・教育について、熱く語る!

2010年04月 | ARCHIVE-SELECT | 2010年06月

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沖縄海軍司令部壕・平和祈念公園・ひめゆりの塔ー沖縄視察レポート①ー

日米安保50周年を迎えた今年、沖縄の基地の移設を巡り、日米の絆が危うくなりかける一方、
中国は、日本覇権を目指して、着々と準備を重ねています。

沖縄では、普天間基地の県外・国外移設を要求する県民大会が、全県を挙げて開催され、
基地は県内から出て行けというのが、県民の総意とのニュースが、マスコミを賑わしています。

そんな中、私は、国防という視点から見た、沖縄の地政学的意味と、
そこに住む沖縄の人々の思いとが、なぜこれほど乖離し、全く歩み寄る余地がないのか、
その思いの根源に何があるのかを、自分の目と魂で感じ取りたいと思い
沖縄の地を訪ねました。

従って、今回の沖縄視察の目的は、二つ、
普天間の現状を、偏向マスコミを通してではなく、実際に見て、感じ取り、
また、沖縄県民の生の声を聞くこと。

そして、先の戦争で、日本唯一の地上戦の激戦地となったこの地で、
この国を命を賭して守り、遠く南国の島で最期を遂げた英霊達に、心からの敬意と感謝を捧げ、
次は、私達がこの国を守り抜きますとの決意を伝え、御冥福をお祈りしたい。
ということです。

まず、訪れたのは、旧海軍司令部壕(海軍壕公園)です。
CAUNKPM3.jpg
ここは、沖縄戦において、日本海軍司令部のあった場所であり、小高い山の中腹に、全長450mにわたる地下壕が
張り巡らされていて、壕の中には、司令官室、作戦室、
発電室などが、当時のまま残されています。

1945年6月13日、司令官・大田実少将ほか約4000名の兵隊たちが、
ここで、壮烈な最期を遂げましたが、この時、太田少将が本国に向けて打った電文
「沖縄県民かく闘えり、県民にたいし後世特別の御高配をたまわらんことを」
のことばで結んだ一文に、大変心を打たれました。

中には、県民が滅私奉公の精神で勤労奉仕に準じ、軍民が一体となり戦局に臨んだこと、
沖縄は完全な焦土となろうとしていることなどが、せつせつと記されています。

狭く細い地下壕、ここで、兵士達は、立ったまま眠ったという。

鍬やツルハシを使い、手作業で掘った跡が、無数に残っており、
こんなところで何日も過ごし、重労働と恐怖に耐えながら、闘っていたのかと思うと、
目頭が熱くなりました。

自決した際の手榴弾の跡が今も生々しく保存されている部屋では、

ここに戦闘で散った英霊が、確かに、存在していたのだ、
最期の最期まで耐え抜き、ぎりぎりまで粘り抜いた挙げ句、自らの手で手榴弾のピンを引く、
その思いたるやいかなるものだろうかと、想起したとき、

しばし、時を超え、英霊達の、今なお、この国を護らんと祈り続ける熱い念が、
魂に響いて参りました。

次に訪ねたのは、平和記念公園 

ここは、第二次世界大戦中、米軍の戦艦が海上を埋め尽くし、
沖縄本島に空襲や艦砲射撃を無差別に打ち込み死闘を繰り広げた場所であります。

沖縄は、先の大戦に於ける、日本国内で住民をまきこんだ唯一の地上戦が行われた地であり、
太平洋戦争で最大規模の戦闘が繰り広げられました.

1945(昭和20)年4月1日、アメリカ軍は、沖縄本島中部、読谷村(よみたんそん)に上陸し、
40日以上続く戦いで、多くの尊い命がうばわれました。

島は焦土と化し、爆撃の猛威は、地形をも変えてしまうほどであり、
当然、一般住民の犠牲も悲惨きわまりないものでした。

お一人お一人の死に触れるたび、心からの深い悲しみと、憤りを覚えます。

あれから、65年を経て、今も沖縄には、戦争の傷跡が、
あまりにも生々しく刻まれていました。

慰霊碑には、日本中から沖縄に来て、亡くなった兵士約10万、
沖縄県民の戦争で亡くなった方約10万人、そして、米軍の軍人1万4千人など、
沖縄戦で命を落とした全ての方々の名前が記されています。

CAI7ST2Z.jpg各県毎に建立した慰霊碑もありました。

私は、福島県の慰霊碑の前で手を合わせ、
遠く故郷を離れ、戦禍に散った英霊に、
衷心からの感謝を捧げると共に、御冥福をお祈りし、
「正心法語」を読経させていただきました。

また、近所には、健児の塔、ひめゆりの塔はじめ、
いくつもの慰霊碑が建立されています。      福島県を象徴する磐梯山をかたどった ふくしまの塔

「国土防衛義勇隊」「鉄血勤皇隊」「ひめゆり部隊(従軍看護婦)」として亡くなった
男子学生、女学生達の慰霊碑です。

地元の人に、平和祈念資料館展示物は、旧日本軍の残虐さを意図的に強調する反日感情を、
植え付けようという主旨で創られたものだから、見ても仕方ないと教えられましたが、
それでも、ひめゆり平和祈念資料館には、行って参りました。

そして、そこで感じたことは、ここは、第二の硫黄島だということです。

しかも、軍人だけではなく住民をも巻き込んだ形で。

この、「住民がありったけの地獄を経験した沖縄戦」(米軍報告書)は、
文字通り、沖縄が、防波堤となって、アメリカ軍の本土上陸を断念させた
戦いでありました。

実際、当初アメリカ軍は、二、三週間で陥落すると予想していたにもかかわらず、
三ヵ月にも及ぶ、軍民一体となっての死にもの狂いの抵抗を体験し、

もしも、本土上陸を実行したならば、数十万の米軍の死傷者という莫大な犠牲を生むだろう
と予想し、その後の作戦変更を余儀なくしました。

まさに、この悲惨な地上戦を戦い抜いた沖縄の存在があったからこそ、
日本は、1億総玉砕という本土決戦を免れることができたのだと言えます。

この資料館の中に、掲げられた明るい笑顔の写真の数々を見ていると、

「ああ、この勇気ある健気な美しい魂達を、単なる犠牲者なんかで終わらせてはいけない。

強制だった。逃げられなかった。というのも、真実の一面ではあるでしょう。
しかし、彼らの、彼女たちの、この崇高なる行為を、
まるで犬死にであったかのような、そんな存在にしてはならぬ。」
との想いが込み上げ、

「国の為、故郷の為、父母や家族、恋人を護る為、
自らの命を捧げたあなた方は、間違いなく英雄である。

あなた方があればこそ、あなた方の尊い献身と、勇気と、死闘があったればこそ、
日本は護られたのです。」

彼らが守り抜いてくれた後世の日本に生きる私達は、
心からの感謝を捧げなくてはならない、いや、捧げたいと、
あふれる涙を拭うことすら忘れ、立ち尽くしておりました。

しかし、ひるがえって、彼らが夢見た未来の日本は、今、どうなっているのか。

愛国心というと、悪いことであるるかのような現在の風潮、
日本人でありながら、反日的な言動を平気でとる日本人がいっぱいいる今の日本を見て、
彼らは、どのように思うでしょうか。

『我らが、命をかけて護った日本が、こんな風になってしまったのか』
そう思いはしないでしょうか。

戦場に今なお眠る英霊たちの気迫に心揺さぶられながら、
「あなたたちの高邁なる精神を受け継ぎ、私達もまた、後世の人が
この国に生まれてよかったと、誇りに思えるような日本を創って参ります。」
と、固く魂の契りを交わして参りました。

戦争は確かに悲惨であり、二度と起こしてはならない。

その通りです。
ここに異論のある方は、おそらく、日本国内には、一人もいないことでしょう。

だからこそ、
戦争の悲惨さを伝えるだけで、終わりにしてしまうのではなく、

「戦争は悪、だから、軍隊も悪」
「基地があるから戦争になる、基地がなくなれば平和がくる」
というような、幼稚な発想で思考停止するのでもなく、

戦争を未然に防ぐためには、どうするべきなのかを、
真正面から、真剣に、考えなくてはならないのではないでしょうか。

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| 国防問題・中国問題 | 20:45 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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米軍基地の県外移設・国外移設が、県民の総意というマスコミの報道は、大ウソだったー沖縄視察レポート②ー

さて、今回の沖縄視察のもう一つのテーマは、昨日も書いたとおり、
普天間の現状を、偏向マスコミを通してではなく、実際に見て、感じ取り、
また、沖縄県民の生の声を聞くこと
でありました。

約70名の方に、食事をしながら、会話をしながら、
普天間飛行場の移設問題、米軍基地についてどう思うかを、
率直にお聞きしてみました。

そして、結論は、
米軍基地の県外移設・国外移設が、県民の総意というマスコミの報道は、
大ウソであった!
ということでした。

実に、半数以上の方が、「反対運動には否定的」もしくは「反対運動とは距離を置きたい」
「基地はない方がいいが、それはそれで支障があるから、辺野古現行案が、一番いい。」
という感じで、

「沖縄には、基地があった方がいい。」と明言する方も、何人もいらっしゃいました。

bf77a12e1d0402a3c0e3c1c62d90c60e.jpg4月25日の県民大会の会場にも足を運び、
そこでも、声を聞かせていただきましたが、

そこに集う方々の中でさえ、本気で県外移設・
国外移設を目指しているという方は、半数くらいで、

あとは、お祭りに来る感覚や、つきあい、野次馬など。

中には、「参加者が少なかったら、県民がみな賛成していると、鳩山さんが、言い逃れする
だろうから、鳩山さんを、追い詰めようと誘われた。」

「島民を混乱させ、翻弄する鳩山にノーという気持ちを込めて来た」とか、

「移設しても、同じことが辺野古でおきるだけだから、このまま移設しない方がいい。」
「基地に移転されたら、土地代が入らなくなるから困るから、反対。」

逆に、「このまま、危険な普天間が固定化されてしまうことだけは避けたいから。」
「知事が参加することになったから、どういうことになるのか気になってきた」
のような声も、多数聞かれました。

会場には、かつての学生運動さながらの左翼団体の旗が、至る所に閃き、
○○県支部という旗の下、いくつものグループがあちこちに固まっては、
会場に訪れた地元住民に、熱心に、ビラを手渡していました。

そして、「基地の県外・国外追放・安保反対を、沖縄県民に呼びかけている」と。

確かに大勢の人が集まってはいましたが、公式発表の9万というのが、
あり得ない数字であることは、誰の目にも明らか。
おそらく、ピーク時でも、2万人は超えていなかったと思います。

私は、車で会場に向かいましたが、確かに那覇から会場に向かう道路は
渋滞していました。しかし、駐車場は、いっぱい空いていました。

また、街中で、質問をしてみても、基地の県内移設反対を主張する方は、
反対派の活動家と、宜野湾市役所の職員の方を除いては、
一人だけしかいませんでした。

そして、ほとんどの方が口をそろえて、
「反対運動は、他から来た活動家がやっている。」と、
非常に冷ややかに、一線を画したい気持ちを顕わに、語っていました。

私が、行き当たりばったりで、出会う人に、質問しただけでも
これだけの声が、続出するのです。

これを、
「県民の総意として、
米軍基地の、県外移設・国外移設を望んでいる」

なんて、言ってしまっていいのでしょうか。

マスコミも、行政も、自分のイデオロギーを押しつけるばかりでなく、
もう少し、真摯に、住民の声に耳を傾ける必要がある
のではないかと、痛感いたしました。

明日は、県内各地でお聞きした、具体的なお話を紹介させていただきます。
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| 国防問題・中国問題 | 18:41 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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「辺野古の人は、基地移設に反対していない。」基地反対派の証言!ー沖縄視察レポート③ー

昨日は、米軍基地の県外移設・国外移設が、県民の総意というマスコミの報道は、
大ウソであった!
と書きましたが、今日は県内各地でお聞きした、具体的なお話を、紹介させていただきます。

CA0S9EY0.jpg中でも、象徴的だったのは、現行案の予定地である、
辺野古沖を前にした海岸で、
基地建設反対の座り込みを続けている集団の、
おひとりが、語って下さったお話です。

彼女は、いかに戦争が悪で悲惨であるかについての体験談と、
アメリカによる沖縄統治中から今に至るまでの、米兵の犯罪の数々を語り、

「戦争は悪だから、安保も反対、軍隊があるから戦争になる。
米軍は、出て行け。基地は、絶対に造らせない。」
と熱弁します。

そこで、私は、地元の人も、同様に考えているのかと尋ねてみました。
すると、
地元の人で基地に反対している人なんか、ほとんどいない
との返事。

えっ?」 私は、耳を疑い、再度聞き直しましたが、

繰り返し、
「私達が命がけで戦っているのに、
地元の人なんか利権の為に賛成している。」
と、地元住民はけしからんと言わんばかりの勢いの返答です。

そこで、「では、誰が反対しているのか」と質問し直しましたところ、

「同じように考えている仲間は、全国、全世界にたくさんいる。
「その方々が集まって、力を合わせて、頑張っている。」

「ここまで、13年、工事を邪魔して阻止してきたのは、
地元の人ではなく、私達だ。
地元の人なんか、当てにならない。」
と。

thumbnail.jpgどのようにして阻止したのかと質問すると、

「工事現場で海中に潜り、作業をしている箇所に
しがみ付いて、工事を止めてきた。
それを邪魔しようとする米軍に、
けがをさせられたこともある。」
                                   米軍基地との境界の鉄条網には、
「防衛省が予備調査と言っては、                基地反対・安保反対・戦争反対
建設をしようとするので、                     などと書かれた張り紙や布が、 
これも、ボートやカヌーで行って、                ぎっしり。 皮肉なことに、  
船の前に飛び込んで、止めてきた。」
               美しい海を守れ!という横断幕が
と、力説して下さいました。                       もっとも、景観を損ねていた
正直、私は、こんな言い分もあるものなのかと、驚きました。

「けがをさせられた。米軍に暴力を振るわれた。」と、憤っていましたが、私は、内心、
「こんな風に、不法侵入して工事の邪魔する人たちに対して、
むしろ、米軍は、なんと寛大なのだろう。」などと思ってしまいました。

そして、その近くで、漁の準備をしていた漁師さんを見かけたので、
「ここに、建設されると、やはり漁に影響があるでしょうね。」
と話しかけたところ、なんと、驚くことに

出て行ってほしいのは、米軍ではなくあの人達(反対派)
の方だ。あの人達が邪魔しなければ、もっと早くに移設が済んでいた。
そしたら、港が整備でき、養殖だってできるのに!」
との返事。

地元・辺野古で、基地移設に反対をしている人は少ないと言う。

以下、各地でお聞きした声を、まとめて紹介いたします。

名護市内各地の住民の声

「基地については、いろいろな意見がある。反対ばかりではない。」
「辺野古への移設も、地元では、誘致したがっている声は多い。やはり、基地があると、
 助成金が入るし、雇用を生み、消費を生む。」
「あれ(反対運動)は、よそから来た活動家が騒いでいる。」
「地元では、反対という話題は出ない。」
「どちらかというと、基地は無いにこしたことはないが、でも、現時点では必要。」

と、地元は、皆反対という報道は、違っていると、何人もから教えられました。

恩納村・読谷村・うるま市の住民の声

ここでも、反対運動に対しては、ほとんどの方が、「あんなことしたって」と冷ややかな答え、
あまりの他人事のような様子に突っ込んで聞くと、申し合わせたかのように、
「やってる人は、よそから来た活動家達だ」と、同じ答えでした。

また、「この辺は別に問題はないので、自分は基地に出て行ってほしいとは思わないが、普天間の人は、うるさいと思うから、ない方がいい。」
「自分は、基地がない方がいいとは思わないが、そう思う人もいる。」


という方が主流でした。

他には、基地反対運動は、よくわからない。「何で反対するのか」と逆に質問されたり、
「基地はない方がいいけど、仕方ない。特に反対しようとは思わない。」
「反対も賛成もない、考えたこともない。」
という答えが意外に多くありました。

明日は、普天間飛行場のある、宜野湾市でお聞きした話を、紹介いたします。

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| 国防問題・中国問題 | 13:02 | comments:6 | trackbacks:0 | TOP↑

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普天間の住民は、基地排除ではなく、基地との共存・よりよい関係を望んでいるー沖縄視察レポート④ー

本日は、普天間飛行場のある、宜野湾市でお聞きした話を紹介いたします。

宜野湾(普天間基地の周囲)の住民の声

ここでも、普天間飛行場の危険性と、騒音は、問題があるとしながらも、
基地反対、県外移設という声は、全く聞かれませんでした。

地元住民の本音は、むしろ、基地は出て行けではなく、基地との共存
そして、よりよい関係の構築をこそ願っていると感じました。

普通の住民は、反対と言っても、
「どちらかといえば、そりゃあ、県外が望ましいけど、県外じゃなきゃ、絶対嫌だ
とまでは、思っていない。」 (県内移設反対の25日の県民大会参加者の声)であり、

やはり、「反対しているのは、他から来た活動家達」なのです。

そして、そもそも、普天間基地の移設自体を反対(移設しない方がいい)という、
基地容認派、いや、基地歓迎派 の方も、結構いらっしゃいました。

理由は、「基地が無くなったら、経済がますます寂れるから。」で、
国からの補助金だけではなく、基地による公共工事、基地での雇用、基地関係者相手の商売、
外人住宅の建設と居住に伴う家電や備品の購入・消費、
そして、軍用地料(米軍に土地を貸している地主に支払われる借地料)等々、
米軍基地の存在によって、経済的に支えられている
側面があることを教えていただきました。

また、基地周辺の家をアメリカ人に貸すと、高額で借りてくれるので、
「本当に騒音が嫌な人は、騒音に耐えるより、引っ越して、アメリカ人に家を貸すことで、
 win win の関係が成立している
。」とも。

更に、普天間基地に隣接する普天間第二小学校にも、行ってみましたが、
聞きしにまさる、危険な状況でした。

校庭では、ちょうど、野球をやっていましたが、グランドが基地とぴったり隣接していて、
ちょっとボールが飛んだら、境界のフェンスは、簡単に超えてしまうでしょう。
「ボールが入っちゃったらどうするんだろう。」と、心配になってしまいました。

過去に、わずか200mの所にヘリコプターが墜落炎上するとい事故もあったのですから、
この学校は、どう考えても、早急に基地から離すべき だと思いました。

基地移転云々などと言って先延ばししている場合ではない。
基地移転に時間がかかるなら、学校だけでも、先に移設すべきだ
と、強く感じました。

小学生達は、毎日見てて、慣れっこになっているせいか、
騒音のことは訴えていましたが、危険性についてはピンときてないようでしたが・・・。

また、通りで、中高生達に、どう思うのかを聞いてみました。
全員が、「基地があって、困ると思ったことは無い。」
「基地でのフェスティバルは楽しい。」というように、基地に対して、好意的
もしくは、
「確かにうるさいけど、別に出て行けとまで言わなくてもいいと思う。」
「戦争はいけないことだから、基地はなくさなくてはいけないと、学校で習ったけど・・・。」
と、反対運動に否定的な返事でした。

騒音についても、「うるさい時は、手で耳を塞ぐ」のように、対策を講じることが習慣化
しているため、意外に、「慣れているから気にならない。」と言う方が多く、
そして、「本当にうるさくて耐えられない人は、引っ越しをしているので、
地元に住んでいる人で、そこを問題にしている人は、いないと思う。」

という言葉が、全てを物語っているように感じました。

ただ、宜野湾市役所の基地問題対策課の方は、
「音がうるさいので、基地を移設してほしいという要望が後を絶たないが、
どこでもいいからとは、誰も思っていない。あくまで、県外できれば国外と考えている。
これは、市民の総意であるというのが、市としてのスタンス」とおっしゃっていました。
(本当に、総意でしょうか・・・)

軍用地についても、市役所では、
「地主の多くは、返還を求めているが、国が強制的に貸しており、そういう方々には、
軍用地料も入らない。」 という説明でしたが、地主会事務所で聞くと、

「いわゆる一坪地主 
http://www.fpcj.jp/old/j/mres/viewsfromjapan/vfj_1272.html
の方々は、自ら軍用地料の受け取りを拒否しています。もともと、面積も狭く、
地料といってもたいした金額にはなりませんから」との説明でした。

また、「宜野湾市だけで、約4000人いる地主の多くは、土地が返還されて、
軍用地料が入らなくなることを心配して、移設には反対している。」
と。

実際、「今更返還されても、広大な土地が放出されれば、地価は下がり、
売ってもたいした額にはならない。収入がなくなるだけ。」

と語る市民の方もいらっしゃいました。


一坪地主とは、反戦・基地反対・安保反対の活動家達が、軍用地を小さく区切って所有し、
地主となって反対運動をしている人達であり、沖縄の二大新聞の編集幹部も加わっている


以上、普天間・嘉手納では、他の所と違って、何より騒音が問題になるようですが、
それ以上に、基地があることのメリットが大きい
と考えているという印象でした。

さて、本日は、鳩山首相が、沖縄を訪問されることになっています。
民意を大切にすると豪語する鳩山首相には、偏向マスコミや、行政を通してではなく、
ぜひ、直接、沖縄の庶民の声に、耳を傾けてほしいと思います。

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鳩山首相「県外移設は、公約ではない。」と沖縄県民に語る ー沖縄視察レポート 番外編①ー

鳩山首相が、総理就任後初めて、ようやく沖縄入りしましたね。
県民の皆様の思いを受け止めたいと言っていましたが、率直な県民の声を聞こうと思うなら、
もっと早くに行ってなくてはならなかったのに、あまりにも遅すぎるタイミングです。
これでは、到底、そうは、感じられません。

普天間第二小学校で行われた、住民との対話集会も、
最初から、対話する気など全く無く、結論はもう決めた上で、その結論を伝えるために
行ったのであって「一応話は聞いた。」という形式的なものに過ぎなかったように感じます。 

今日は、予定を変更して沖縄レポート番外編とし、4日の鳩山首相の沖縄訪問に関して、
一言、(いや、十言位になるかもしれませんが)述べたいと思います。

今回、沖縄に訪ずれた鳩山首相に対して、様々な立場の方々から、投げかけられた言葉は、
ほぼ、三点に集約されます。

それは、
1.普天間の危険を除去してほしい
2.移設先は、自分が言った、「最低でも県外」との言葉を守れ
3.県外・国外が、県民の総意であり、沖縄に基地は必要ない


これに対し、鳩山首相は、
「すべてを県外にということは、なかなか現実問題として難しいが、
トータルでは、沖縄県民の負担を軽減する。」
と答え、

普天間の移設先の一部を、沖縄県で負担してほしいと
『最低でも県外』という、自ら言い出した言葉を明確に否定しました。

そして、「県外」を断念した理由は、
「海兵隊が抑止力として沖縄に存在しなければならない理由はないと思っていた。
学べば学ぶにつけて(海兵隊が)連携し抑止力を維持しているという思いに至った。」

との説明です。

国家の安全保障に関して、無知であったが故に、県外と言ってしまった。
でもやっぱり、県内に必要だったと。CASXU389.jpg

  なんと!!
  そんなこともわからない人が、首相を務める国なんて、
  世界中見渡しても、おそらく、日本だけでしょう。
  そして、それを、恥とも思わず、口に出せてしまう神経

  正直、私は呆れてしまいました

比較的基地と接する機会の少ない那覇や糸満市民には、
「基地が多いのは、沖縄県民差別」「沖縄は本土の犠牲になっている」と考えている方も、
多くいて(理由は、今後、詳しく書きますが、一つは、沖縄の新聞の偉大なる洗脳力です)

その方々は、基本的に、基地の問題と言うより、
「沖縄だけが負担するのはおかしい」 という理由で、反対しています。

しかし、その方々でさえ、「県外は、現実問題難しい。だから、まあ、仕方ない。」と、
不満は持ちつつも容認していたのです。

それを、鳩山首相が『最低でも県外』なんて言い出すから、その気になったのです。

仮にも一国の首相が、言うんですから、「そんなの無理、無理。」
「それより、現実を見て、今の環境の中でうまくやっていこうよ。」
明るく前向きに頑張っていた沖縄県民の中にも

「えっ!そんなことができるの?」「な~んだ。できるんなら、その方がいいわ。」
と思う人だって、当然出てきます。

いわんや、「沖縄から基地は出て行け。」と熱くなっていた方々は、
そりゃあ、勢いづきます。

それだけではありません。鳩山首相のこの言葉は、くすぶっていた火に、ガソリンを注ぐように、
反日・反戦・反安保の左翼活動家達をも、大炎上させてしまったのです。

いいだけ燃え広がってから、
「知りませんでした。ごめんなさい。やっぱり、県内で負担して下さい。」
と言われても、

そりゃあ、「何を今さら・・・」「ただただ、翻弄された」
と、沖縄県民が、怒るのは、無理もありません。

25日の県民大会だって、「現行案でもいいが、鳩山さんにお灸をすえたい。」 
「政治家は、自分の言葉に責任を持て。」

と言う思いで集まったという方が、一番多くいらっしゃいましたから。

マッチポンプという言葉がありますが、もう今さら、ポンプくらいじゃ鎮められません。
さあ、鳩山首相は、どうするおつもりなのでしょうか。

しかも、鳩山首相が提示している杭打ち案(現行案は埋立て)は、
基地歓迎派の方々をも、反対に回してしまう愚案なのです。

「埋立てなら県内業者で施工可能だが、杭打ちだと、地元の業者ではできない。」
のだそうで、

沖縄では、「民主党は、県内受け入れ賛成の地元業者が、自民党よりだから、
そこに、お金を落とさないよう、くい打ちなんて、話を言い出した。」

という話がまことしやかにささやかれています。
そして、 「民主党は、本州の大手に仕事を回して、献金稼ぐ魂胆だ。」と。

この話の真偽の程はわかりませんが、
私は、この、現行案が、どれほどの紆余曲折を経て、ようやくまとまったのかを、
ちゃんと調べもしないで、安易なことを言うのは、無責任であると同時に、
職務怠慢であると思います。

住民の負担、武器の性能、軍事上の条件、環境に与える影響等を検討し、
ありとあらゆる可能性を検証して、政府も沖縄県も名護市住民も、
普天間基地周辺の危険や騒音を一刻も早く解消したいとの思いで、苦渋の決断の末、
やっと、合意を得ることができた案です。

そもそも、埋立てから杭打ちへの工法変更なんて、
前政権時代に自然保護と言って反対してきたので、元の案に戻す訳にはいかない
という体裁と、自民党への意地以外に理由が、見あたりません。

また、徳之島への移設だって、沖縄の負担軽減の為ではなく、
一部でも、県外へ移設したと言い訳する為でしょう。

4日には、県民の前で、神妙に 「自身の発言に重みを感じている」 
と語っていた鳩山首相でしたが、

その後は、記者に対して「公約は選挙での民主党の考え方だ。
(県外移設は)党としての発言ではなく、私自身の党代表としての発言だ」

と公約ではないと、言い始め、

挙げ句は、「県内移設を匂わしているのは、防衛省や官僚に抑止力維持の
必要性を信じ込まされて、思ってもいないことを口にしたのであり、
首相の真意は、あくまで国外移設にある」
「沖縄が反対することで、国内は無理、国外移設しか無いことを
鳩山首相が身を持って示した」と、鳩山首相の計算ずくの行動だった 

などと、主張する民主党議員(川内博史衆院議員)が現れたり、

昨日は、 「努力したいとの思いで申し上げた」と、
努力目標との認識を強調する・・・。

これじゃあ、「トラストミー」なんて言われても、
信用なんかできるわけない!!でしょう。

マニフェストに載っていようが、載って無かろうが、そんなことは関係ないのです。
民主党党首が繰り返し言ったのですから、これは公約です。

そう言って、選挙を戦い、当選したのです。
首相になってからも、言い続けてきたのです。

政治家にとって言葉は武器です。
首相の言葉は重いのです。こんな言い逃れでごまかそうとしてはいけないのです。
何度も明言した言葉を、撤回するなら、それなりの正当な理由が必要なのです。


もしもそれが、認識不足だった位の話であるのなら、首相としては失格であり、
潔く辞して、この混乱を招いた責任を、取るべきです。

「最低でも県外」などと、選挙の為の安易なリップサービスをした、
鳩山首相、並びに民主党の責任です。

本当は、この日鳩山首相がしなくてはならなかったのは、
今、なぜ、海兵隊が沖縄に駐留を続ける必要があるのかを、
ちゃんと納得いくように説明することだったはずです。


中国・北朝鮮の動きや思惑が、日本の安全をどれほど脅かそうとしてるのか。
海兵隊とは、どういう部隊であり、どのような役割を担っているのか。
どうして、沖縄本島に駐留していることが必然なのか。


それを、誠意を持って示し、理解を求める
これをやらなくてはならなかったはずです。

そして、それでも、反対という方には、

もしも、海兵隊が駐留しなかったら、どのような問題があるのかを説き、

それを防ぐ手段があるのか。ないのか。
あるとするならば、それはどのような方法か。
そして、その選択をする覚悟があるのか。


それを問いかけ、提示してもらう。
それが、今、この時点に於いて必要な対話のあり方だったのではないでしょうか。

次回は、これらの点について、私の思うところを、お伝えさせていただきます。

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| 民主党による国難 | 11:14 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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鳩山首相は、党利・党の立場より、国益を優先すべしー沖縄視察レポート 番外編②ー

お久しぶりです。前回は、鳩山首相がしなくてはならなかったのは、

今、なぜ海兵隊が沖縄に駐留を続ける必要があるのかについて、
ちゃんと納得いくように説明することであると書きましたので、それについて、
私の思うところを述べてみたいと思います。

まず、反対派と称する方々のお話をお聞きすると、大前提として、以下の3点への
認識のズレが、そもそも、話がかみ合わない原因と思われます。

1. 地政学的視点からみて、沖縄を制することが、その後の勢力に
決定的影響を与える為、沖縄は、常に周辺国から狙われ続けている。

2. 中国は、日本への侵略の意図を持っていて、今も戦略的に、手を打ち続けている。

3. 中国と台湾、韓国と北朝鮮は、冷戦中であり、いつ有事となるかわからない。


1. 沖縄は、地政学的に大変重要な位置にあります。
つまり、中国、台湾、北朝鮮、韓国、いずれから見ても、沖縄を勢力下に置いておくことで、
その後の戦局を有利に展開することができるという位置に、沖縄があるということです。

常に周辺国から狙われ続けているのが、沖縄の宿命なのです。

例えば、沖縄が中国の支配下に入ると、中東から原油を運ぶタンカ―の通り道である
シーレーンは、中国に支配されてしまいます。

そうなったら、日本のエネルギーのほとんどを、中国がコントロールできるということになり、
中国は、戦わずして、日本を手中に収めることができるということになります。

いわば、沖縄を制することが、日本への王手となる
ということを、中国は、よくわかっているのです。

しかし、実は、日本には、このシーレーンを押さえられても、
国内に、豊富なエネルギーが眠っています。それが、尖閣諸島海底の天然ガスです。

だからこそ、この豊富な天然ガスが眠る尖閣諸島を、中国に押さえられてはいけないのですが、
現状は、中国が勝手に開発しているのを、日本は、「中国を刺激しないように」黙って見ている
しかできないでいます。

2. 中国は、「沖縄は、琉球という、日本とは別の民族の国であり、
日本に盗られた」と考えているので、取り返すのが、当然と考えています。


中国は、4月10日および22日に、中国海軍・計10隻が、潜水艦を浮上させたまま、
沖縄本島と宮古島間を航行し、東シナ海と太平洋で軍事訓練を行いました。

これは、中国の内海、つまり、領海であるという主張を、押し通し、
既成事実化してしまうための第一手であります。

先の沖縄近海航行の際にも、海上自衛隊艦にヘリコプターで近づき、ロックオンをして
日本の出方を見ています。
即座に撃ち落とされても当然の行為を仕掛けたのです。
ロシア船やアメリカ船であったなら、間違いなくそうしているでしょう。

即、開戦になっても不思議ではない行為を仕掛けて、本当に
日本が何をされても攻撃をしないことを確認した中国は、

今度は、日本の排他的経済水域である奄美大島沖で活動中の、海上保安庁の測量船を
中国の海洋調査船が追跡し、それに対する日本の抗議に対して、中国の領海であると主張し、
逆に非難しました。

更に、5月3日には、人民解放軍の元少将、徐光裕氏が、
「中国の周辺諸国は、中国の艦船がアジアの海域に存在している状態に慣れるべきだ」
「中国(の艦船)が、これまで自国の海を守らなかったことの方が異常だった。
今は普通のことをやっている」
と強調し、「国益を守っているだけだ」と
追跡への批判に反論しています。

こうやって、徐々に、徐々に、自国の領域拡大を、計り続けているのが中国です。

3. 韓国と北朝鮮の関係も、緊張が走り始めています。


朝鮮半島では、5月4日、韓国が、哨戒艦沈没事件は北朝鮮の奇襲攻撃だと発表しました。
それを受けて即、北朝鮮の金正日総書記は、急遽中国へ向かい、首脳会談をしています。

表向きは食料支援の要請と言っていますが(それも、事実ではありますが)
韓国の報復に備えて、中国の後押しを要請に行ったのは明らかです。

また、中国との関係強化をアピールすることが、韓国を思いとどまらせるであろう
(抑止力になる)ことをよく知っていて、それを計算しての行動です。

更に、金正日は、六カ国協議への復帰を拒否しています。
つまり、いざとなったら、周辺国を武力攻撃すると脅して、攻撃を停止することと引き替えに、
資金や食料を調達するという、これまでの戦略を、核兵器を傘に、更に確固たるものにしようと
しているのです。(※1)

彼は、瀬戸際外交のプロであり、汚い手なんて言葉は、彼の辞書にはないでしょう。

海兵隊の抑止力とは、これらの国に、日本への手出しを躊躇させる
(戦争を起こさせない)ということであり、それは、海兵隊が沖縄に駐留しているから、
達成されるのです。
 

国際政治の常識では、軍事的空白ができたら、
そこを埋めようとする勢力が必ず侵攻してきます。


1950年の朝鮮戦争然り
(米国が西太平洋における不退去防衛ラインから朝鮮半島を外したことで、北朝鮮が侵攻)
1975年のソ連の太平洋艦隊侵出然り (サイゴン陥落で、米軍が南ベトナムから撤退)
1992年の南沙諸島への中国が実効支配然り (米軍がフィリピンから撤退)

従って、日本のみならず、アジア全ての戦争を抑制するために、そして、何より、
沖縄への侵略を防ぐ為には、この地域に軍事的空白を作ってはいけないのです。

その証拠に、日米関係が悪化していると解釈した中国が、
日本侵出への好機であると判断し、日本近海への、大胆な侵入を開始しました。


ですから、米軍が沖縄に駐留することが、必須であって、
他の地域への駐留で、これを補うことは著しい不利益をもたらすのです。
つまり、日米の関係の衰退は、周辺国に日本侵略を促しているのに等しいのです。

日米同盟の弱体化をもっとも、望んでいるのは、沖縄を占領し、沖縄を拠点として、
日本侵略を果たそうとしている中国です。

従って、平和を望むはずの、基地反対運動こそが、
実は、沖縄が制圧され、日本攻撃の為の基地に変えられる道を切り開くことになるのです。

鳩山首相は、もともと、常時駐留無き安全保障「海兵隊は、有事の時だけ駐留すればよい」と、
言っていました。
それで、民主党内では、このような考え方を主張する方が、多くいらっしゃいます。

しかし、そんな都合のいい話が成り立つなずがないことは、相手の立場に立って考えてみたら、
当然のことですし、海兵隊の役割は、抑止力だけではありません

世界には、紛争の真っ只中の地域、紛争の危機に瀕している地域は、たくさんあります。
それらの地域で、ひとたび有事が発生した時に、現地の日本人を救出出来るのは、
アメリカ軍海兵隊のみなのです。

日本の自衛隊は、紛争に巻き込まれた日本人を、
救出するために出動することが、出来ない
のです。

現行法制下では、安全が保証されていない所へは、派遣できないからです。

従って、アメリカ軍海兵隊に頼らざるを得ないのです。

一触即発状態の中東や、朝鮮半島・台湾に於ける有事を想定すると、被害を最小限に
食い止めるためには、距離が、少しでも近いことが、決定的に、結果を左右するのです。

30分、1時間の違いが、何千人、何万人もの命と引き替えになるのです。

従って、どうしても、アメリカ軍を、日本から、また、沖縄から追い出したいのであれば、
それによって生じる軍事的空白域を、どのようにして埋めるのか、
そして、有事の際の、邦人救出の方法を、共に提示するべきなのです。

この海兵隊の役割を、自国で補うには、自衛隊の強化と、
自衛隊法および、憲法の改正が不可避となります。

本当は、自衛隊を国防軍として、海兵隊と同様の任務を果たせるようにする
ということを、真剣に議論することが必要なのに、
それがとても出来ないような風潮こそが、一番の問題なのかもしれません。

日本は、憲法9条により、自国民の生命、財産、安全を、自ら守ることが出来ないように、がんじがらめに縛られています。

それでも、アメリカ軍を追い出すのなら、憲法改正をして、
独立国家として最低限必要な、軍事力を持たなければなりません。
最低限とは、周辺国の状況によって、変わりますが、今の日本が置かれた現状では、
核保持は必須となるでしょう。

憲法を見直す覚悟なくして、米軍を沖縄から追い出すことだけを語るのは、
国民の生命・財産・安全を危険に晒すことを提言しているのであって、
単に、平和のお題目を唱えるだけの偽善でしかありません。


今、早急にしなくてはならないのは、安保破棄や、反戦・反核運動ではなく、
普天間の危険を回避することです。

感情的な抵抗は、もちろんあるでしょう。

それでも、理性を失い、感情に支配されて、海兵隊を県外・国外に追い出してしまったら、
いざ、有事の際、沖縄本島をいったい誰が護るのでしょうか。

大戦後の流れを考えると、沖縄にアメリカ軍を置き続ける事への抵抗に対し、
私達は、もっともっと理解を深めるべきではあります。

しかし、それでも、地政学的に、沖縄は軍事拠点とならざるを得ないのです。

これからの時代は、巨大な軍事力を持ち、今も、驚異的な増強を続けている中国という
覇権主義国家に対応する為、米・ソ冷戦時代以上に、沖縄の位置が重要になっているのです。

今回、鳩山首相は、「沖縄は、差別されている。」「沖縄に過剰な負担が集中している。」
との観点から、機能の一部を他の県で分かち合って負担しようと、提言していますが、
この負担とか、差別とかいう考え方では、物事は解決しません。

それより、日本の安全・東アジアの平和の為に、沖縄県民が多大なる貢献をしている
ことを、国民に真摯に説明して、沖縄県民が、この地域に課せられた役割に誇りを持ち、
一方、他の地域に住む方々は、感謝と共に、沖縄への理解と協力の気持ちを深められるよう
努力することが、大切なのだと思います。

更に、沖縄の発展に寄与できるよう、充実した沖縄振興策を、提示することも、
必要です。

首相とは、党益、党の立場ではなく、
国益を考えて決断する責務がある
のです。

ですから、現実問題を解決するため必要とあらば、
例え「公約違反」と非難されようとも、国益のため、それを断行する覚悟と、
信念を持った説得力が必要なのです。
(※2)

(※1)当然、金正日政権の維持のためという側面もあります。
(※2)ただし、私は、鳩山首相の提唱する、徳之島もしくは、他の県外への分離案には、反対です。


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| 民主党による国難 | 08:20 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「首相のあまりにも軽い発言が、国民の政治に対する信頼を失わせる」なら「即刻、退陣し解散せよ」 鳩山首相自身の言葉です

「首相のあまりにも軽い発言が、国民の政治に対する信頼を失わせることを憂慮している。
一国の首相が、政策もよく分からないで国民を狼狽させるような発言を繰り返してしまう」
一見、今月4日の沖縄訪問時に「学べば学ぶほど米海兵隊の抑止力が分かった」と述べた
首相に対する批判に見える。だが、実は平成20年11月、民主党幹事長だった首相自身が、
当時の麻生太郎首相について「朝令暮改だ」と指摘した際の言葉だ。
                         (サンケイニュースより抜粋)

その時の、鳩山幹事長の動画を、アップします。
もう、だいぶ前に、アップされてた動画ですので、
既にごらんになった方も多いかとは思いますが、
鳩山民主党幹事長の、あまりにも、ピッタリ過ぎる批判を、
鳩山首相はどう受け止めているのでしょうか。

改めて笑えます。



鳩山幹事長は、「即刻、退陣し、解散総選挙で、民意を問え」と迫っていましたが、
今は、その時をはるかにしのぐ状態ですよね。


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| 民主党による国難 | 00:18 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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「日米同盟強化と普天間基地移設問題の即刻決着を求める」デモ集会ー沖縄県民の生の声を訴えるー

昨日は、鳩山政権に対し日米同盟強化と普天間基地移設問題の即刻決着を求めるデモ集会SBCA0802.jpg
 (主催団体:普天間基地移設問題の
      即刻決着を求める会)

に参加してまいりました。

様々な市民団体(※1)の方々や、
ネット等で知り駆けつけた
三千人以上の方々が、
日比谷公園大音楽堂に集われ、
まさに日本のあるべき姿を
訴えかけました。

ジャーナリストで、
沖縄問題の第一人者と目される、恵隆之介氏の、

 沖縄の政党は、自民も民主も全部、左翼の工作に負けている。
今では、まともなことを言っているのは、唯一、幸福実現党のみ。
マスコミも左翼も、南西諸島から、沖縄、台湾と続く第1列島線
から米軍を追い出すという中国の戦略に、のっている。
4/25の県民大会の参加者は、1万2千人しかいなかった。
詐欺師集団に、日本全国民が、振り回されている。
我々は、金の為ではない。信念を貫く。
この世の命は限りがあるが、信念は永遠。
三千年の長きに渡り、先祖が護ってきたこの国を大切にしよう。
中国に盗られてはいけない。」 

という熱いメッセージに続いて、

日本の自由と繁栄を守る会」代表の斉藤氏が、
中国の植民地になったら、自由は抑圧され、豊かさは無くなる
と、警告。

沖縄在住の若者達が、
「マスコミの報道はウソばかりです。
基地の県外移設は、県民の総意ではありません。
6割の若者は、基地は必要だ、無くなったら困ると言っています。
日本国民は、沖縄県民のことを考えようとしてるのに、
実は、逆の選択をしようとしています。」
と、沖縄の危機を訴えると、

思わず、「頑張れ!頑張れ!」「伝えてくれてありがとう」とエールを送る人々も。
(おそらく、沖縄在住の方々なのでしょう)力強い言葉に、会場は盛り上がります。

私も、このように、偏向したマスコミ報道(※3)に踊らされることなく、
しっかりと保守の立場で物事が言える人々がいるということは、
この日本の宝だと思いました。

幸福実現党沖縄県本部(協賛団体として参加)代表・金城タツロー氏(※2)
の挨拶の時間もあり、
「対等な同盟関係と言うなら、まず、約束を守ることが大切。
中国への抑止力として海兵隊の沖縄駐留が必要だと、認識
している県民がここにいる。
辺野古で座り込んでイデオロギー闘争してる人と、沖縄県民を
同様に見ないでほしい。」

と、雨降る中にも関わらず、真剣なまなざしで壇上の声に耳を傾ける聴衆に向かって、
訴えました。

そして、
「戦後60年の平和は、日米同盟の後ろ盾があったからであり、
日米同盟を堅持すべきある」
という決議文が高らかと謳い上げられると、
日比谷公園大音楽堂から国会議事堂まで、雨の中 デモ行進が開始

日本の安全保障を脅かす鳩山首相は、即刻退陣せよ!
生命を大切にするなら、国防を強化しろ!
現行案を断行せよ!
日米同盟が破棄されたら、どうするんだ!
中国軍の領海侵犯を、既成事実化させるな!
中国の恫喝行為に、断固抗議せよ!
日本の領土である竹島を、実行支配せよ!
日米同盟を堅持せよ!
沖縄の米軍は、アジアの自由と民主主義の防波堤!
日本国民の命より、サンゴやジュゴンが大事なのか?


等々、シュプレヒコールを繰り返しながら、思い思いのプラカードや、
横断幕を掲げての行進の行列に、私も、日の丸片手に参加して参りました。
SBCA0809.jpg
  延々と続く、デモの列。
  平日であるにも関わらず、
  これほど多くの皆さんが、
  参加しているのかと、
  正直、驚きました。

  最後に国会前で、待機する
  大江参議議員に
  「国会への請願」として
  署名を渡してデモは終了。

日本の新しい時代を創ろうとの、市民団体の皆さんや、若者達の熱い気迫
が、伝わってきて、なかなか感動でした。
日比谷公会堂
※1 協賛団体
 ・沖縄の自由を守る会
 ・沖縄維新の会
 ・沖縄の平和を願う女性の会
 ・幸福実現党東京都本部、沖縄県本部
 ・日本再生ネットワーク
 ・『日本を守ろう!!』行動委員会
 ・理想国家日本を実現する東京大学OBの会
 ・若者の政治参加をうながすNPO『ミスマル会』
 ・偏向マスコミ報道から日本を守ろうネットワーク 等々

※2 沖縄県民の総意が米軍基地の県外移設を求めているかのような報道等

※3 金城タツロー氏は、この夏、幸福実現党から、参議院選に、出馬します。


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| 国防問題・中国問題 | 22:44 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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米マスメディア「星条旗新聞」が、「普天間合意を支持する・・・」と11日のデモ集会を報道

5月11日の「日米同盟強化と普天間基地移設問題の即刻決着を求める」デモ集会(長いf^_^;)
のようすが、アメリカの一流メディアである Stars and Stripes(星条旗新聞)
で報道されました。

記事「Hundreds march in support of existing Futenma agreement」
http://www.stripes.com/article.asp?section=104&article=69918

以下に、翻訳を紹介いたします。

【普天間合意を支持する数百名の行進】

東京ー火曜日、数百名のデモ隊が、「海兵隊ありがとう」「日本にはアメリカが必要」
と書かれたプラカードを持って、ここに集い、「沖縄普天間の海軍飛行場を閉鎖し、その
司令部を同県の辺地へ移転する」という2006年の米日間の再編合意への支持を表明した。

人々は国会議事堂まで行進し、「日本政府が海軍航空司令部を沖縄の辺鄙な北東海岸部に
あるキャンプシュアブへの移転の確約をすること」を要求する決議文を提出した。
決議文はまた、鳩山由紀夫首相の退陣も要求している。
「国家に責任を持つ人間が、国家間の合意が地方自治体の意見に優先するということを
知らないとすればそれは大きな問題だ」と決議文にはある。

火曜日の参加者の多くは、保守の幸福実現党の系列にある。
同党は8月の下院(衆議院)選挙の直前に結成され、議席は持たない。
集会は丁度鳩山が沖縄の基地問題に解決を見いだそうと苦慮している時期に行われた。
先週、彼は普天間基地を沖縄県外に移転するという自身の公約を守ることができない
と発言した。

火曜日のデモはまた、日米安保の堅持と米軍の日本駐在を要求した。
海上自衛隊の退役幹部惠隆之介は、集会で「海兵隊がいることが抑止力になる」
と参加者に言った。
「米軍のおかげで沖縄は安全なのだ」
「米軍が日本を離れたら、中国が尖閣諸島と沖縄本島を取ろうとする可能性はとても高い」
と議決文は、述べられた。



ちなみに、日本のメディアは、12日に行われた反対派のデモ集会の様子は、報道しましたが、
それより、規模の大きかった11日の、このデモ集会については、取材には来ていましたが、
報道は、一切されませんでした。

見事なまでの、偏向報道です。

以下は、11日の日比谷野外音楽堂での集会、並びに、国会議事堂前の様子です。








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| マスコミ問題 | 21:09 | comments:1 | trackbacks:1 | TOP↑

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普天間問題解決のウルトラC それは、普天間周辺の住民の移動 -沖縄視察レポート⑤-

普天間基地の移設問題について、11日に、「私は、徳之島もしくは、他の県外への分離案には、反対」と書きました。
では、私の考えは、どこにあるのかと言うことですが、諸条件をふまえた上での、私の思う結論。
それは、普天間基地の移設中止です。

つまり、 「住民が、基地周辺から、安全な地域に移動する」
これが、現状の中で、危険回避の為に取り得る、唯一の現実的解決方法ではないでしょうか」ということです。

そもそも、この普天間基地移設の目的は、
住宅地の中にあり、周辺に学校が多く存在する普天間基地が、住民にとって危険であり、
普天間基地周辺に住む住民のために、危険・騒音を除去する
という点であったはずです。

従って、危険・騒音を除去するためには、基地と、住空間を話すことが重要なのであり、
それは、基地移転という対策だけでなく、住民が移転するという選択肢もあるのです。

5月末までに移設先を決めることなど、鳩山首相以外の全ての人は、不可能
だと判っています。

それを、どうこう言ったところで、鳩山政権と民主党の政権担当能力の欠如を指摘し、
引責辞任、政権明け渡しを勧告することはできますが、この問題は解決しません。

冷静に考えて、現状を見る限り、誰がやっても移設先はそう簡単には決まりません。
社民党の福島氏が盾にとっているように、米国の側は、住民の合意を重視していますし、
日本全国どこであっても、大反対運動が展開されるでしょう。

なぜなら、沖縄でも、徳之島でも、住民の反対運動と称して集まっている方々の大半が、
全国から集結した反日・反安保の革マル派等の活動家と、自治労・教職員組合
などから動員された人々で占められていたからです。

従って、「安保反対、国外移設」を標榜する反日活動家達は、今後も、国内のどこであろうと場所を変えて結集し、住民の振りをして反対活動を
展開するであろうことは、想像に難くありません。

また、仮に決まったとしても、以前紹介したように、工事現場で、体を張って、
実力行使で工事を妨害しようとする方々がいます。

サンゴの海を守れとか、ジュゴンを守れと言っていますが、それが単なる口実
に過ぎないことは、彼ら自身が暴露しています。

私は、ジュゴンを守る会の方からも、辺野古で反対運動をしている方からも、
「ジュゴンがいるかどうかなんて関係ない。
米軍が日本にあることがおかしい。基地があるから戦争になる。基地が無ければ、戦争は
おきない。国防のためと言うが、国防のことを考えるなら、基地は無い方が安全。日本が
真珠湾を攻撃したのは、軍需施設があったから。軍需施設が攻撃対象になるのだから、
基地がなければ、攻撃される心配は無い。沖縄が再び戦場にならない為には、基地が無い
のが一番安全。それに、中国は、米軍ほど悪いことはしない。」
このような議論を吹っかけられました。

彼らの主張の誤りについては、後日改めて書かせていただきますが、
要するに、安保闘争で敗れた反社会的活動家達が、沖縄を本拠地に、
今も活動を続けていて、珊瑚だとかジュゴンにかこつけているだけ
であり、
彼らに賛同する人達は、知らずにそれに巻き込まれているということです。

従って、彼らは、道理や理屈ではなく、イデオロギー
に凝り固まって、一切、人の意見や、住民の気持ちに配慮する考えはありませんから、
彼らを説得するのは、おそらく不可能でしょう。

これでは、工事終了までに何年かかるかわからない話であり、
普天間周辺の危険性は、そのままの状態が、ずーっと続く

ことになります。

かといって、彼らの主張するような、
国外移設は、国家の安全保障上、絶対にやってはいけません

下記の写真の通り元々、基地を作った当初は、周辺には民家がほとんど無かったのです。20100505120302df3.jpg
  後から、徐々に基地の周辺に人々が、
  住み始めたのです。
 
  このことについては宜野湾市役所の
  担当者が、声を荒げて、
  
  「戦後、収容されている間に、基地が
  建設されていて、帰ってきたら、
  自分の土地が基地になっていた。
  だから仕方なくその周辺に住んでいる。
  他に行くところが無かったのだ。
  皆、一日も早く自分の土地が返還
  されることを望んでいる。」

  と説明して下さいました。

  しかし、写真で見る限り、
  1970年の時点でさえも、
  民家はほとんどありません。
  
  (写真の基地関連部分は機密上の
  理由から黒塗りとなっています。)

  後から普天間飛行場の周辺に
  住宅や学校などが出来たことが
  よく分かります。

  また、元住民が、土地の返還を
  望んでいるというのも、嘘でした。
  
  現地の方々は、一様に、
  「そんなことを言っている住民は、
  いない。」と、言います。

それどころか、「地主は、返還されたら困る(軍用借地料が入らなくなるので)
と思って、反対運動に参加している。」というのです。

しかも、周辺に住んでいる方々の大半は、戦前、基地内の土地にに住んでいた方ではなく、
後に、新たに住み始めた人であり、基地があるから、その近くに住むという
選択をしているというのです。  

「現在の報道を聞いていると、沖縄の人は、基地が作られてから何十年も経っているのに、
未だに土地を返せと言っているのか。空襲後の復興、都市計画、道路建設その他の理由で、
住んでいる土地を公共の利益のために提出し、移転する人は、日本中、いくらでもいるのに、
どうして、そこまで戦前に戻したいと思うのか。」という声も、多数聞いていましたが、

事実は、沖縄の人が特別意固地なのではなく、
イデオロギーに凝り固まった自治体の担当者達が、恣意的に曲げて解釈し、
それをマスコミが、事実検証することなく、そのまま伝えていた
のでした。

そして、「本当に嫌な人は、とっくに移動している。土地も家も空いており、移動する
気にさえなれば、いくらでもできる。移転費用は、今住んでいる所を米軍家族に貸せば、
高額で借りてくれるので十分賄える。」との答。

つまり、「基地の騒音はうるさいし、危険かもしれないけど、
この地に住みたくないと思うほどのことではない。」
「それに勝るメリットがある。」

と住民が選択した結果が、現状なのです。

しかし、だからと言って、基地の危険性をこのままにすることは出来ません。

ですから、この「メリット」を温存したまま、基地と住民を分離する
ことが出来るなら、それが一番、沖縄県民の為にいいことなのではないでしょうか。
(続く)

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| 国防問題・中国問題 | 13:01 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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普天間の「反対運動」こそが、沖縄の基地負担軽減を邪魔している ー沖縄視察レポート⑥ー

5月末までの決着は断念、いや、断念してない・・・

鳩山首相の発言がぶれるのは、もう慣れっこになってしまいましたが、
閣僚の間でも、全く意見がまとまらず、日々矛盾した発表がなされ続ける・・・。

やはり、民主党には、政権運営の荷は重すぎたことが、露呈されています。

ここで、この普天間基地移設問題とは、どういうことだったのかについて、
アメリカとの関係という観点から、整理してみたいと思います。

もともとこの問題は、ソ連崩壊による冷戦終結で、日本へのソ連の脅威が弱まったことと、
2001年9月11日の同時多発テロ事件によって、

アメリカが、世界の安全保障対策がのあり方を見直し、
対ソ連体制から、対東シナ海・台湾海峡・朝鮮半島・インド洋・中東体制
「不安定の弧」と呼ばれる)へと配置転換したことに、端を発します。

この見直しの際に、「日本側から、再三に渡り、沖縄の基地負担の軽減を要求する声
が出されているので、この機会に、それも盛り込んだ形で、再編計画を立てましょう。」

ということになったわけです。

以後、自衛隊と在日米軍の役割分担や、在日米軍基地の再編について、日米で協議を重ね、
2005年10月、再編計画の大枠を決めた「日米同盟: 未来のための変革と再編」で合意し、
2006年5月、「再編実施のための日米のロードマップ」
が取りまとめられ、承認されました。

そこで、沖縄の基地負担の軽減と、自衛隊と在日米軍の連携強化
が、約束されたのです。

具体的には、
・普天間飛行場の返還の為、2014年までに代替施設を辺野古沿岸に建設する。

・周辺集落上空を避けて飛行できるよう、1,600mの2本の滑走路をV字状に設置する。

・普天間飛行場は代替施設が完成した後、日本側に返還される。

・2014年までに、海兵連隊約8,000人及びその家族約9,000人をグアムへ移転する。

・家族住宅を日本負担で約3,500戸建設する。

・グアムに建設される施設の整備費102.7億ドルのうち、60.9億ドルを日本が出す。

・キャンプ桑江、牧港補給地区、那覇港湾施設、第1桑江タンク・ファーム、
 陸軍貯油施設、の全面返還と、キャンプ瑞慶覧の一部返還。

・返還対象となる施設の機能及び能力で、沖縄に残る部隊が必要とする全てのものは、
 返還前に、沖縄の中で移設する。

・嘉手納飛行場、三沢飛行場、岩国飛行場におけるアメリカ軍の航空機訓練を
 千歳(千歳市)、新田原(新富町)、百里(小美玉市)、築城(行橋市、築上町)、
 小松(小松市)、三沢(三沢市)の 6基地の自衛隊施設で行う。

などの内容が、盛り込まれています。

つまり、在日米軍の再編とは、
抑止力を維持しつつ、沖縄の負担を軽減するため、
在日米軍や自衛隊の配備などを見直そうとしたもの
なのです。

更に、作年2月17日、「第三海兵機動展開部隊の要員及びその家族の沖縄から
グアムへの移転の実施に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定」
(通称グアム協定)
が調印されました。

そこでは、
グアムへの海兵隊の移転と、嘉手納以南の基地返還、
普天間基地移設(辺野古に代わりの基地を建設する)の
3つが、「パッケージ」である
こと、

海兵隊の沖縄からグアムへの移転は、グアムで必要となる施設及び基盤の整備に対する
日本国の資金面での貢献(グアムへの移転費約7000億円、共同統合、運用費用約2兆円)
にかかっていること、

日本国政府は、アメリカ政府と連携を取りつつ、ロ-ドマップに記載された普天間飛行場の
代替施設を完成するという立場を貫くこと(3条)

が、再確認されています。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/treaty/pdfs/shomei_43.pdf(和文)
http://www.mofa.go.jp/region/n-america/us/security/agree0902.pdf(英文)


わざわざ、3条を盛り込んだのは、昨年2月の段階で、近く民主党が政権を取ることを予想し、
新しい政権が今までの取り決めをぶち壊すことを予防する為の一手だったのかもしれません。

要するに、普天間の移設と、嘉手納以南の基地の統合ならびに返還、グアムへの移転は
パッケ-ジであるから、
基地移設ができなければ、嘉手納以南の基地返還と海兵隊の移転という
「沖縄県民の負担の軽減」は実現できない
ということです。

つまり、
反対運動こそが、嘉手納以南の基地返還と海兵隊の移転にストップをかけ、
沖縄の基地負担軽減を邪魔している元凶なのです。

基地の危険性の解消と「沖縄県を含む地域社会の負担を軽減し、もって安全保障上の同盟関係に対する国民の支持を高める基礎を提供する」(協定前文)ために、地元の合意も得た上で
結ばれた協定です。(※1)

協定とは言っても、条約と同じ意味合いを持つ(※2)ものであり、
条約は憲法の規定により法律より優先する(※3)のです。

言論の自由が保証されている日本に於いて、野党の立場なら、県外移設といくら主張しても、
何の問題もありません。

しかし、首相の立場でそれを言ってしまったら、
日本は条約を反故にしたとみなされても、仕方ありません。


何の説明もなく、条約を一方的に反故にする政権に対して、仮に、アメリカが、
「いざ有事!となった時、日本が、日米同盟に基づいた行動をどこまで取れるのか危ぶまれる」
と不信感を抱いたとしても、当然です。(私も、疑問に思います)

これは、「日米同盟の根幹を揺るがす事態」なのです。

そんな中、日本を取り巻く情勢は、不幸にも、中国の軍事力拡大、日本近海への侵出、
北朝鮮の核武装、韓国哨戒艦の沈没
と、ますます、きな臭くなっており、日本のみならず、
北東アジア地域の平和にとっても、日米同盟の安定化は、ますます、重要性が増すばかり。

日米間の信頼回復のためにも、早急にこの問題を解決することが求められています。

にもかかわらず、ここまで、問題をこじれさせてしまっては、
すでに、現行案に戻ることすら、困難になってしまいました。

このままでは、普天間の危険回避ができないどころか、
日本全体が、軍事的空白という超危険地域となってしまいます。

私は昨日、これに対する解決策として「普天間基地はそのままにして、住民を移動させる」
という提案を致しました。(※4)

次回は、これらの条約の流れを、踏まえた上で、この提案のメリットについて、
述べさせていただきます。

※1 米軍は普天間移設に反対してきた。支援部隊と攻撃部隊との一体的運用
  という軍事的合理性が、その主張の論拠だった。危険な基地の放置が、
  沖縄県民の反軍・反米感情を高め、安保の安定的運用を阻害しかねない
  との政治的合理性が、軍事的合理性をけ散らした。 (by琉球新報)

※2 国家間などで結ばれる広義の「条約」には、条約(treaty、convention)
  以外に、憲章(charter)、協定(agreement)、議定書(protocol)等の
  様々な名称を持つものがある。これらは法的拘束力において相違はない。

※3 日本国が締結した条約及び確立された国際法規は、これを誠実に遵守する
  ことを必要とする。…憲法98条2項)

※4 「代案無き反対は、無責任である」
  一市民なら、許されることであっても、責任ある立場の者がそれをしたら、
  無責任な人物と非難されても仕方ありません。
  今回、民主党が、日本の国際的な信用を失墜させた最大の要因の一つは、
  理由も、代案もなく、現行案の中止を持ち出したことにあります。

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| 国防問題・中国問題 | 16:05 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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口蹄疫の被害が拡大。危機管理能力『ゼロ』の政府 「これは、人災だ!」

口蹄疫の被害がどんどん拡大しています。
10年前の流行時の100倍以上、殺処分の対象となった家畜は12万頭以上。
まだまだ、増え続けています。

とうとう、宮崎牛ブランドを支える種牛までが、殺処分の対象となりました。
宮崎牛の種牛は、松阪牛や近江牛、佐賀牛にもなる貴重な遺伝子資源であり、
日本の知的財産として守られてきました。

手塩にかけて育ててきた家畜が、次々感染し、苦しむのを目の当たりにされながらも、
必死で感染を食い止めよう、他に広げまいと奮闘し、
感染の疑いがある家畜と同じ空間にいた、全ての家畜を殺処分せざるを得ない・・・

農家の方々の苦悩を思うと、本当に心が痛みます。

被害にあわれた方々には、心からお見舞い申し上げると共に、
一日も早く、事態が収拾することを、心よりお祈り申し上げます。

政府は、ようやく対策本部を発足させましたが、
あまりに遅い 遅すぎる!!

第一例目の報告は4月20日

その後の経過、赤松大臣他の発言や対応を辿ると、もう、怒りで震えてきます。

一言で言ってしまうと、
民主党政権は、
「GW前の4月末に感染の疑いを知りながら放置し」、
「原口総務大臣は、報道管制をしき、マスコミも、これに呼応」、
「赤松農水大臣は、対応を指示せずに、連休中に中南米に外遊」
「民主党や鳩山内閣には危機管理能力がない」
ということ。

しかし、今は、それを言うのも、虚しい。

まずは、下記の動画をご覧下さい。
本当に、泣けてきます。







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| 民主党による国難 | 06:10 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

≫ EDIT

口蹄疫の感染拡大は、国の責任です!ーマスコミは、政府の言い逃れを後方支援するな!ー

ここにきて報道規制が解かれたのか、マスコミは一斉に口蹄疫について報道し始めました。
しかし、国の責任ではないという言い逃れが目的?
と勘ぐりたくなるようなコメントの連続。

この口蹄疫の感染拡大が、
小沢さんが、殺ウイルス力の強い『ビルコン』を、韓国・中国に無償で提供
したせいだとか、
宮崎で被害拡大しているにも関わらず、地元の東北に回したせい
 だとか
断定したい訳ではありません。

でも、でも、あんまりじゃありませんか・・・

責任のなすり合いをしている場合じゃないでしょう!
 

宮崎の畜産農家の方が現状を訴えておられます。
ちょっと長くなりますが、紹介させていただきます。


今日も6軒の仲間が消えて行った。
1人は10年以上の付き合いになる。熱いヤツで、 「これからはJAや問屋を通してじゃなく、
農家自身が消費者に訴えかけれるものを作って行かなきゃ!!」が口癖のヤツだった。
口ばっかりでなく、勉強熱心で努力家だった。
もう廃業するしない。

口蹄疫発生当初から現場が放出を要望してる消毒剤がある。
ビルコン

ドイツのバイエル製薬の消毒剤。殺ウイルス力が強く、開発された当初から
『世界のウイルス性伝染病が半分になる』とまで言われた消毒剤。
今使われている逆性石鹸系の5000倍の殺ウイルス効果を持ち、
塩素系なので散布後長時間ウイルスを抑える。さらに人や牛への害が少ない。

10年前の口蹄疫の時は初動で2000本、1カ月で10000本のビルコンが
国の財源と指導の下配られた。

口蹄疫ウイルスより感染力の強い鳥インフルの時もこれを大量に散布し封じ込めた。


このビルコン、今年4月半ばからのアイスランドの噴火によるヨーロッパの空港閉鎖で
国内の在庫がかなり少なくなっていた。

そこに口蹄疫。
在庫の奪い合いになり、一瞬でなくなった。

だが全国の農政局に合わせて5000本の家畜防疫用のビルコンのストックがある。
俺も初めはこれが放出されるものと思っていた。

鹿児島の徳田議員が農水省に放出を要請、

「非常時用のストックで、非常時かどうかは大臣が判断する」との解答。

俺も農水省の友人に聞いてみた。が、
大臣にしか権限が無い。
俺達農水の職員もおかしいと思う。でもどうにもできないんだ…」と。

が、大臣は一切対応を見せない

バイエル製薬の知人によると、

アイスランドの噴火による空港制限は続いていて、限られた飛行枠では旅客機優先。
貨物機はほとんど飛べない。
今、中国や韓国も口蹄疫対策に国を挙げてビルコンの確保に乗り出している。
中国はイベリアの貨物船をチャーターし、エジプトまで海輸し貨物機を飛ばし1万本を確保。
韓国は火山灰の影響が少ない空軍の大型輸送機を飛ばし1万5千本を確保した。
国を挙げての体勢に、日本の薬品卸会社じゃ買い付けの時点で太刀打ち出来ない。

それでも、バイエル日本支社の社長が必死になって、
1500本のビルコンを確保した。
が… 、

5月3日に日本に届いたビルコン1500本、

『口蹄疫はアジア全体に蔓延しており日本一国の問題ではない』
と、小沢と岡田が500本を韓国・中国に無償で提供…。

さらに500本を小沢の地元の東北に…。

九州に来たのは500本のみ。


そのうち250本は数万頭規模の大手が独占。
宮崎1区の河村議員が宮崎の選挙支援した農家に50本を横流し。

最終的にJA川南に届いたのは20本のみ。

発生農場の入り口で使うくらいで、焼け石に水だ。
現在川南では消毒剤が枯渇し、消毒効果の薄いハイターや酢まで持って来て散布している。

牛・豚・羊にとって最大の脅威とされる口蹄疫。
それに、素手で立ち向かう様なもの。これでは、ウイルスは拡散していくばかり。


昨日の夕方、岩手の農家から電話があった。
『小沢議員が確保し、部会に届いたビルコン20本を●の所に送りたい』

涙が出そうになった。

岩手まで口蹄疫が攻めて来ないとも限らない。
それでも、俺達仲間を支援したい。

最近、東北の和牛が躍進しているのは“第一花国”“菊安舞鶴”“菊福秀”“平忠勝”と言った
種牛が出てきたから。でも、どれも東北の“菊谷”と言う血の濃い血統。

交配する為に宮崎や鹿児島の雌牛を飼っている。
逆に宮崎は宮崎の血統とは離れた東北の血統を導入している。
うちにも東北のみならず全国から来た牛がいる。全国各地でうちで産まれた牛が活躍している。

和牛の育種・生産は100年もの間、
ライバルである産地同士で力を合わせる事で成り立って来た。

一部の小沢の取り巻き達が考えるように一朝一夕で成り立ってきた産業じゃない。
俺達の繋がりナメるな。

この20本を使えば、俺を含め仲間内の農家10軒を当分の間守りきれる…

俺も喉から手が出るほどほしい。
…でも、これは全て川南に送ろうと思う。

口蹄疫の爆心地…、 仲間達が毎日倒れていく。
これで1人でも仲間が助かれば…、 1頭でも多くの牛や豚が生き延びれば…。

今、宮崎に続々と全国各地の農家から消毒剤が届き始めた!!

誰もが『政府が消毒剤を配布するだろう』そう思っていた。
でも、20日間もの間、政府は見て見ぬふり
のまま
毎日沢山の仲間が倒れていく。

もう宮崎だけの問題しゃない。

佐賀の肥育農家の部会から、熊本の酪農家から、阿蘇のチーズプラントから、
大分の若手繁殖農家の勉強会から、鹿児島の種畜場から、兵庫但馬の育種部会から、
伊賀松阪の肥育部会から、山形の大手牧場から、種子島、沖縄、石垣島、山口、広島、
島根、鳥取、京都、愛媛、香川、愛知、岐阜、新潟、群馬、長野、栃木、青森、北海道…

みんな、いつ自分の所に口蹄疫が来るかわからない。
でも、ストックしていた消毒剤を放出した。


宮崎の仲間の為に!! 口蹄疫と闘うために!!
これでやっと武器が届く!!  戦える!!

うちの●●がシンガポールでビルコンを150本確保した!!

あと、5日もすれば日本に届く。全てを川南にぶち込む!!
誰にも文句は言わせない!!!

イギリスの口蹄疫リファレンスセンターが、あまりの日本政府の対応の悪さに、ドイツのバイエル本社に要請をかけた。

MarkShuwalut常務の計らいで後10日で2000本のビルコンが届く!!!!
そうなれば、いや、それが本来の防疫体勢。

それまで、みんな持ちこたえてくれ。
これを乗り越えて、またみんなで宮崎の畜産を再興させることが
全国の仲間への一番の恩返しになるから!!


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| 民主党による国難 | 09:08 | comments:1 | trackbacks:0 | TOP↑

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